婚活において、自営業という職業は時として不利に働くことがあります。収入の安定性や将来性に対する不安から、敬遠される場面も少なくありません。今回ご紹介するJ.Tさん(38歳・男性・自営業)も、そんな悩みを抱えながら婚活を始めた一人です。飲食店を経営する38歳のJ.Tさんが、IBJ加盟の結婚相談所を通じて、わずか8ヶ月という短期間で成婚に至った体験談をお伺いしました。同じように自営業で婚活に不安を感じている方にとって、きっと希望の光となる内容です。
飲食店を経営するJ.Tさんの婚活前の状況
あわせて読みたい:【婚活体験談】33歳地方公務員Y.Nさん
あわせて読みたい:41歳年収2000万円の経営者が語る
J.Tさんは38歳で飲食店を経営する自営業者です。都内で小さなイタリアンレストランを10年前から経営しており、お客様からの評価も高く、経営は安定していました。年収は約600万円で、一般的なサラリーマンと比較しても決して低くない収入を得ていました。
しかし、婚活となると話は別でした。自営業の男性は収入が不安定だから結婚相手として敬遠されるという話をよく耳にしていたJ.Tさんは、自分の職業に対してコンプレックスを抱いていたのです。
実際に店の経営は順調で、毎月安定した収入もありました。でも、やはり自営業という肩書きだけで判断されてしまうことが多くて、自分に自信が持てずにいましたとJ.Tさんは当時を振り返ります。
忙しい店の経営に追われる日々の中で、出会いの機会も限られており、気がつけば38歳という年齢になっていました。周りの友人たちが次々と結婚していく中、J.Tさんも真剣に結婚を考えるようになったのです。
結婚相談所での婚活を決意したきっかけ
J.Tさんが本格的に婚活を始めようと思ったきっかけは、親友の結婚式でした。同世代の友人が幸せそうに結婚式を挙げる姿を見て、自分も家庭を築きたいという思いが強くなったのです。
最初はマッチングアプリなども検討しましたが、自営業という職業柄、身元がしっかりした相手と出会いたいという思いがありました。また、38歳という年齢を考えると、効率的に婚活を進めたいという気持ちも強くありました。
マッチングアプリも試してみたのですが、プロフィールに自営業と書くとメッセージの返信率が明らかに下がるんです。これは個人の努力だけでは限界があると感じましたとJ.Tさんは説明します。
そこで選んだのが結婚相談所でした。特にIBJ(日本結婚相談所連盟)は業界最大級の会員数を誇り、真剣に結婚を考える人が多いという評判を聞いていました。プロのカウンセラーがサポートしてくれることも、婚活初心者のJ.Tさんにとって魅力的でした。
自分一人で婚活を進めるよりも、プロの力を借りた方が効率的だと思いました。特に自営業という職業について、どうアピールすればいいかわからなかったので、カウンセラーのアドバイスが欲しかったんです
IBJ加盟結婚相談所での活動内容と費用
J.Tさんが選んだのは、自宅から通いやすい立地にあるIBJ加盟の結婚相談所でした。IBJは日本最大級の結婚相談所ネットワークで、約8万人の会員が登録しています。
入会時の費用は以下の通りでした
入会金:20万円
月会費:1万6千円
成婚料:22万円
お見合い料:無料(月10回まで)
正直、費用は安くないと思いました。でも、真剣に結婚相手を探すための投資だと考えれば、妥当な金額だと感じました。何より、この金額を支払ってでも結婚したいという本気度の高い人たちと出会えることに価値を感じたんです
入会にあたって最も苦労したのは、自営業の収入証明でした。会社員であれば源泉徴収票で簡単に済むところが、自営業の場合は確定申告書類一式が必要でした。
3年分の確定申告書と所得証明書を用意しました。幸い、きちんと帳簿をつけて申告していたので、年収600万円という数字を明確に証明することができました。これが後々、大きな強みになったと思います
プロフィール写真の撮影にも力を入れました。相談所が提携するプロカメラマンに依頼し、自然な笑顔を心がけた写真を撮影しました。費用は3万円ほどでしたが、第一印象を左右する重要な要素だと考え、惜しまず投資しました。
自営業の強みをアピールするプロフィール作成
カウンセラーと一緒にプロフィールを作成する際、最も重要だったのは自営業の魅力を正しく伝えることでした。単に飲食店経営と書くのではなく、以下の点を強調しました
10年間継続して経営している実績
地域のお客様から愛される店づくりへのこだわり
安定した年収600万円を3年連続で維持
将来の事業展開への明確なビジョン
カウンセラーさんから自営業は不安定というイメージがありますが、J.Tさんの場合は10年間継続経営という実績が何よりの信頼材料になりますとアドバイスをいただきました。この言葉で、自分の職業に誇りを持てるようになりました
婚活初期の苦労と挫折経験
活動を開始してから最初の3ヶ月は、想像以上に厳しい現実が待っていました。お見合いの申し込みを積極的に行いましたが、成立率が思うように上がりませんでした。
最初の月にお見合いを15名に申し込みましたが、成立したのはわずか2件でした。しかも、その2件も実際にお会いしてみると、お互いにもう一度お会いしたいという気持ちにはなりませんでした。
やはり自営業という職業が足を引っ張っているのかなという不安が頭をよぎりました。特に、公務員や大手企業勤務を希望する女性からは、なかなかお見合いが成立しませんでした。
2ヶ月目も同様に、20名に申し込んで成立したのは3件でした。しかし、この月に大きな気づきがありました。お見合いで実際にお会いした女性からお店の話、とても興味深く聞かせていただきました。経営者として頑張っている姿勢に魅力を感じますという感想をいただいたのです。
残念ながらその方とは価値観の違いでお断りすることになりましたが、自営業であることを前向きに捉えてくれる女性もいることを実感できました。
カウンセラーからの厳しいアドバイス
活動開始から3ヶ月が経過した頃、カウンセラーから率直な意見をいただきました。
J.Tさんは自営業であることを必要以上に卑下しています。でも、実際にお店を10年間経営されている実績は素晴らしいものです。もっと自信を持って、経営者としての魅力をアピールしてください
この言葉が転機となりました。それまでは自営業だからという理由で断られることを恐れて、消極的になっていた自分に気づいたのです。
確かに、自分で自分の価値を下げていました。カウンセラーさんの言葉で、考え方を180度変えることができました。自営業であることを武器にしようと決めたんです
戦略変更で見えてきた転機
4ヶ月目からは戦略を大きく変更しました。自営業であることを隠すのではなく、積極的にアピールポイントとして前面に出すことにしたのです。
まず、お見合いでの自己紹介を見直しました。飲食店を経営していますという簡単な紹介から、地域の皆様に愛される小さなイタリアンレストランを10年間経営しており、おかげさまで常連のお客様にも恵まれていますという具体的で前向きな表現に変更しました。
また、申し込みする相手の選定基準も変更しました。それまでは公務員や大手企業勤務など、安定職を好む傾向の女性にも申し込んでいましたが、プロフィールからチャレンジ精神がある、独立志向がある、飲食業界に理解があるといった特徴を持つ女性を重点的にピックアップするようになりました。
この戦略変更が功を奏し、4ヶ月目は15名への申し込みで7件のお見合いが成立しました。成立率が大幅に向上しました。
初めての仮交際へ
戦略変更から2週間後、運命的な出会いがありました。同じく食べることが好きで、将来カフェを開きたいという夢を持つYさん(34歳・会社員)とのお見合いでした。
Yさんは僕の経営する店の話に本当に興味を持って聞いてくれました。実際にお店に行ってみたいですと言われた時は、本当に嬉しかったです
お見合いは予定の1時間を大幅に超えて2時間半になりました。お互いにまた会いたいという気持ちで、初めての仮交際がスタートしました。
仮交際では月2~3回のデートを重ね、J.Tさんの経営するレストランにもお招きしました。Yさんは店の雰囲気やスタッフとの関係性、常連客との温かい交流を実際に見て、こんな素敵な空間を作り上げた人なら、きっと温かい家庭も築けるはずと感じたそうです。
複数の仮交際から真剣交際への発展
Yさんとの仮交際がスタートしてから1ヶ月後、立て続けに他の女性ともお見合いが成立し、最終的に8名の方と仮交際を同時進行することになりました。
正直、こんなにモテる経験は人生で初めてでした。でも、同時に一人ひとりの女性と真摯に向き合う責任の重さも感じていました
8名の中でも特に相性が良いと感じたのは、最初のYさんと、その後出会ったMさん(36歳・看護師)でした。Mさんも自立心の強い女性で、J.Tさんの経営者としての姿勢に共感してくれていました。
活動開始から6ヶ月目、YさんとMさんの両方から真剣交際への申し込みを受けました。結婚相談所では真剣交際は一人としか進められないため、J.Tさんは人生で最も難しい選択を迫られました。
どちらも素晴らしい女性で、本当に悩みました。カウンセラーさんにも相談しましたが、最終的には将来を一緒に歩んでいく姿を具体的にイメージできるのはどちらかという基準で決めました
最終的にJ.TさんはYさんとの真剣交際を選択しました。カフェ開業という夢を持つYさんとなら、お互いの事業について理解し合い、支え合っていけると感じたからです。
真剣交際から成婚まで
Yさんとの真剣交際は、まさにお互いの将来像を具体的に描いていく期間でした。週末にはYさんも一緒にJ.Tさんの店を手伝うことがあり、将来の夫婦としての相性を確認できました。
Yさんは接客も上手で、お客様からも素敵な彼女さんですねと言っていただけました。一緒に働く姿を見て、この人となら人生のパートナーとして歩んでいけると確信しました
真剣交際開始から2ヶ月後、J.TさんからYさんにプロポーズをしました。場所は二人が初めてお見合いをしたホテルのラウンジでした。この場所で出会えたことに感謝を込めてという思いを込めて選んだそうです。
君と一緒なら、どんな困難も乗り越えていけると思います。結婚してくださいと伝えました。Yさんが涙を流しながらはいと言ってくれた瞬間は、人生で最も幸せな瞬間でした
活動開始から8ヶ月、ついに成婚退会となりました。
成婚料と退会手続き
成婚が決まったJ.Tさんは、成婚料22万円を支払って相談所を退会しました。トータルで支払った費用は以下の通りです
入会金:20万円
月会費:1万6千円8ヶ月=12万8千円
成婚料:22万円
写真撮影代:3万円
合計:約58万円
決して安い金額ではありませんでしたが、人生のパートナーと出会えたことを考えれば、価値のある投資でした。自分一人では絶対に出会えなかった相手と結ばれることができました
現在の結婚生活と今後の展望
2026年、成婚から半年後、J.TさんとYさんは結婚式を挙げました。新婚生活は順調で、Yさんも時々店を手伝いながら、将来のカフェ開業に向けて準備を進めています。
妻のYさんは、僕が自営業であることを不安材料ではなく、むしろ魅力として捉えてくれています。安定した会社員よりも、自分で事業を築き上げる人の方がかっこいいと言ってくれるんです
現在は店舗展開も視野に入れており、夫婦二人三脚で事業を拡大していく予定です。Yさんのカフェも、J.Tさんのレストランとの相乗効果を狙って同じエリアでの開業を検討しているとのことです。
結婚相談所で出会えたのは人生のパートナーだけでなく、ビジネスパートナーでもありました。お互いの夢を応援し合える関係を築けて、本当に幸せです
自営業で婚活する方への具体的なアドバイス
J.Tさんから、同じように自営業で婚活に悩む方へのアドバイスをお聞きしました。
収入証明の重要性
自営業の方が婚活で最も重要なのは、きちんとした収入証明を提示できることです。J.Tさんのように3年分の確定申告書をしっかりと用意し、安定した収入があることを数字で示すことが信頼につながります。
また、事業の継続年数も大きなアピールポイントになります。10年間継続経営という実績は、会社員の勤続年数と同じように評価されることを実感しました。
自営業であることをネガティブに捉えず、経営者としての責任感や行動力をアピールポイントとして活用することで、婚活を成功に導くことができるのです。
3>
「まず、きちんとした収入証明ができることが大前提です。確定申告書類で年収を明確に示せるよう、日頃から帳簿管理をしっかり行ってください。グレーな部分があると、それだけで信頼を失ってしまいます」
自営業の強みをアピールする方法
「自営業は不安定というネガティブなイメージに負けてはいけません。以下の点を積極的にアピールしましょう:
・事業継続年数(信頼性の証明)
・安定した収入実績(3年程度の数字があると良い)
・将来性のあるビジョン
・社会貢献への意識
・責任感の強さ」
相手選びのポイント
「公務員や大手企業勤務を希望する女性に無理にアプローチするより、自営業に理解のある女性を見つけることが重要です。プロフィールから以下の特徴を持つ女性を探してみてください:
・チャレンジ精神がある
・独立志向がある
・同じ業界や関連業界で働いている
・家族に自営業者がいる
・安定より成長を重視する価値観を持っている」
お見合いでの話し方
「お見合いでは事業内容を具体的に、そして情熱を持って話すことです。売上や従業員数などの数字も交えて、客観的に事業の規模感を伝えましょう。ただし、自慢話にならないよう注意が必要です」
結婚相談所選びのコツ
「IBJのような大手ネットワークに加盟している相談所を選ぶことをおすすめします。会員数が多いほど、自営業に理解のある女性と出会える確率が高くなります。また、カウンセラーが自営業者の婚活についてノウハウを持っているかも確認してください」
数字で見るJ.Tさんの婚活実績
J.Tさんの8ヶ月間の婚活を数字でまとめると、以下のような結果でした:
・お見合い申し込み数:50件
・お見合い成立数:20件(成立率40%)
・仮交際成立数:8名
・真剣交際成立数:2名(YさんとMさん)
・成婚:1名(Yさん)
「申し込み数に対してお見合いが成立する確率は40%でした。最初は成立率が低かったのですが、戦略を変更してからは60%以上の成立率を維持できました」
特に注目すべきは、お見合い成立から仮交際、真剣交際への発展率の高さです。実際にお会いしてから交際に発展する確率が高いのは、事前のプロフィール段階で自営業について理解のある女性とマッチングできていたからだと分析しています。
婚活オンライン編集部コメント
J.Tさんの体験談は、自営業者の婚活における重要な示唆を与えてくれます。最も印象的だったのは、職業に対するマインドセットの変化です。「自営業だから不利」という思い込みから脱却し、「自営業だからこそ魅力的」という考え方に転換できたことが成功の最大の要因だったと考えられます。
また、結婚相談所というプラットフォームを最大限に活用した戦略的なアプローチも参考になります。IBJのような大手ネットワークでは約8万人という豊富な会員数の中から、自分の職業や価値観に理解のある相手を見つけやすい環境が整っています。
費用対効果の面でも、58万円で人生のパートナーと出会えたことを考えれば、決して高い投資ではありません。特に自営業者の場合、個人での婚活では限界があるため、プロのサポートを受けることの価値は高いです。
J.Tさんのケースで特筆すべきは、単に結婚相手を見つけただけでなく、ビジネスパートナーとしても理解し合える相手と出会えた点です。これは自営業者ならではの成功パターンと言えます。
自営業で婚活に悩んでいる方は、J.Tさんの経験を参考に、まずは自分の職業に誇りを持つことから始めてみてください。そして、きちんとした収入証明を準備し、信頼できる結婚相談所のサポートを受けながら、戦略的に婚活を進めていくことが成功への近道となるでしょう。


