写真:21 swan / Unsplash。会話の合間に一息置く場面のイメージです。
婚活パーティーやお見合いでは、準備していても緊張で言葉が出なくなることがあります。うまく話せないこと自体より、焦って情報を詰め込んだり、失敗を隠そうとして話し続けたりするほうが会話を難しくします。この記事では、最初の一言から、言い間違えたとき、沈黙したときまで、短く立て直す方法を紹介します。
最初の一言は決めておく
話し始めだけを固定しておくと、その後の内容を思い出しやすくなります。
- 「はじめまして、〇〇です。本日はよろしくお願いします」
- 「少し緊張していますが、お話しできるのを楽しみにしていました」
- 「プロフィールを拝見して、〇〇のお話を聞いてみたいと思っていました」
緊張していることを伝えても問題ありません。ただし、何度も謝ったり「話すのが苦手なので期待しないでください」と自分を下げたりせず、一言伝えたら名前や休日の話へ進みます。
話す内容は三つだけ用意する
忘れたときに戻れるよう、次の三項目だけメモします。
- 名前と仕事の大まかな内容
- 休日にしていることを一つ
- 相手に聞いてみたいことを一つ
文章を丸暗記すると、一語忘れただけで続きが出なくなることがあります。項目だけ覚え、その場で短い文にするほうが立て直しやすくなります。
言い間違えたときの直し方
言い間違いを長く説明する必要はありません。次のように短く訂正します。
- 「すみません、言い方を間違えました。〇〇です」
- 「少し分かりにくかったですね。言い直します」
- 「今の話は、〇〇という意味です」
訂正後は同じ箇所を何度も振り返らず、次の話題へ進みます。相手の名前や事情を間違えた場合は、短く謝って正しい内容を確認します。
言葉が止まったときの戻り先
沈黙したら、覚えている三項目のどれかへ戻ります。
「少し考えてしまいました。休日の話をしますね。最近は近所を散歩することが多いです。〇〇さんは、休日はどのように過ごしていますか」
沈黙を埋めようとして新しい話を急に増やす必要はありません。「少し考えています」と伝えるだけでも、相手は待ちやすくなります。
相手の質問が聞き取れなかったとき
推測で答えず、聞き返します。
- 「すみません、最後の部分をもう一度お願いできますか」
- 「休日の過ごし方について、ということで合っていますか」
- 「〇〇と△△のどちらについてでしょうか」
オンラインの場合は、音声が途切れたことを伝えます。「通信が少し途切れました。もう一度お願いできますか」と言えば、聞く姿勢がないと誤解されにくくなります。
答えをすぐに決められない質問への返し方
結婚観や将来の生活など、すぐに一言で答えにくい質問もあります。その場で無理に断定せず、考えている範囲を伝えます。
- 「まだ一つに決めていませんが、互いに相談できる関係が理想です」
- 「大切なことなので、相手と話し合いながら考えたいです」
- 「今は〇〇と考えていますが、事情に応じて相談したいです」
分からないことを曖昧な事実で埋めず、「今の時点では分からない」と伝えることもできます。
話しすぎたと気づいたとき
途中でも会話を相手に返せます。
- 「私の話が長くなってしまいました。〇〇さんはいかがですか」
- 「ここまでが簡単な自己紹介です。気になることがあれば聞いてください」
- 「〇〇さんの休日の過ごし方も伺っていいですか」
話す時間を数字で管理するより、話題を一つ伝えたら相手に返す、と決めるほうが実践しやすくなります。
緊張したときに避けたい行動
- 実際にはない趣味や実績を付け足す
- 相手の反応を待たず、準備した文章を最後まで読み上げる
- 自分を否定する言葉を繰り返す
- 相手の個人情報を矢継ぎ早に質問する
- 緊張を隠すために飲酒量を増やす
体調が悪い、強い不安が続くなど会話以外の問題がある場合は、無理に参加せず日程変更や主催者への相談も検討してください。
当日の直前メモ
- 最初の一言を声に出した
- 話す三項目を短く書いた
- 聞き返す言葉を一つ決めた
- 言い直してもよいと考えている
- 相手へ返す質問を一つ用意した
まとめ
婚活の自己紹介で緊張したときは、完璧に話そうとせず、最初の一言と三つの項目へ戻りましょう。言い間違いは短く訂正し、沈黙したら考えていることを伝え、聞き取れなければ確認します。立て直し方を用意しておくことが、準備した文章を暗記すること以上に役立ちます。


