写真:Pavel Danilyuk / Pexels。カフェで会話する場面のイメージです。本文の会話例の当事者や、当サイトの利用者・推薦者を示すものではありません。
自己紹介で相手の趣味を聞いても、自分にはなじみがないことがあります。そこで話を終わらせたり、知っているふりをしたりする必要はありません。この記事では、共通の趣味が見つからないときに、お互いの過ごし方を知るための会話を整理します。
趣味の名前から、楽しみ方へ質問を変える
同じ作品や競技を知らなくても、「どんなところが好きですか」「一人で楽しむことが多いですか」のように、相手が話した範囲から質問できます。専門知識を試す場ではないので、細かい用語を無理に覚える必要はありません。
以下の会話は説明用の架空例です。実在の人物の体験や交際の成果を示すものではありません。
相手「休日は登山をしています」
自分「登山は詳しくないのですが、景色を見るのと歩くことでは、どちらが楽しみですか?」
相手「山頂でゆっくり景色を見るのが好きです」
自分「景色を楽しむ時間がいいんですね。私は散歩中に川沿いで休むのが好きです」
登山好きだと合わせるのではなく、自分にも説明できる過ごし方を短く返しています。「景色が好きなら相性がよい」と結論づけず、会話を続けるきっかけとして扱いましょう。
知らない用語は一つだけ聞き返す
分からないまま相づちを重ねると、後で話の内容を取り違えることがあります。「今の言葉はどういう意味ですか」と一つだけ聞いてから、続きへ戻ります。相手が長く説明し始めた場合は、分かった部分を短く伝えると区切りを作れます。
- 「初めて聞きました。初めての人でも参加できるものですか?」
- 「詳しい仕組みまでは分からないのですが、仲間と集まるのが楽しみなんですね」
- 「そこはまだイメージできないので、簡単な例を一つ教えてもらえますか?」
相手が説明したくなさそうなら、質問を続ける必要はありません。知らないことをすべて理解しようとせず、別の話題に移れます。
自分の好みが違うことは、相手を否定せずに伝える
「それの何が面白いのですか」と評価するより、「私はあまり経験がありません」「私は家で過ごす日も好きです」と自分を主語にして伝えます。行きたくない活動に、その場の雰囲気だけで参加を約束しないようにしましょう。
「私は激しい運動はあまりしないのですが、散歩なら好きです。休日はいつも運動されているんですか?」
別々の趣味を続けたいのか、ときどき一緒に楽しみたいのかも、人によって違います。趣味そのものの一致だけでなく、相手に同じ参加を求めるかどうかを、会話の中で確かめる方法があります。
話が広がらない場合は、自分の話題を一つ出す
質問に短い返事が続くとき、さらに質問を重ねるだけでは相手が答え続ける形になります。自分の休日の話を短く出し、相手が返せるところを待ちましょう。
たとえば「私は最近、近所でパンを買って朝食をゆっくり食べるのが楽しみです」と伝えます。そこから食事の話にならなくても、失敗と決めつける必要はありません。「休日以外だと、最近楽しみにしていることはありますか」と切り替える選択肢もあります。
初対面では聞く範囲に気を付ける
趣味の話から、自宅の場所、いつ留守にするか、勤務先、収入、過去の交際などへ踏み込みすぎないようにします。会費や道具の価格が気になっても、相手の支出をその場で採点するような聞き方は避けましょう。
相手が「その話はまだしたくない」と言ったら、理由の説明を求めず話題を変えます。自分も「詳しい場所は、もう少しお話ししてからにしたいです」と伝えて構いません。
会話後は「同じ趣味だったか」以外も振り返る
- 知らないことを、分からないと伝えられたか。
- 違う好みを話したとき、お互いの意見を聞けたか。
- 片方だけが説明や質問を続けていなかったか。
- 参加や連絡先交換を急いで求められなかったか。
- もう一度話して確かめたいことがあるか。
一回の会話だけで相性や結婚後の生活を断定しないことも大切です。趣味が同じでも付き合い方は異なり、違っていても別々に楽しむ選択肢があります。次に会うかどうかは、共通点の数だけでなく、ご自身が安心して話せたかも含めて考えてください。


