写真:Adrienn / Pexels(スマートフォンで連絡する場面のイメージ)
初回デート後のお礼は、会えたことへの感謝を自分の言葉で伝える連絡です。詳しい会話を引用しなくても構いません。次に会う約束を得るための決まった正解を探すより、実際に話したことと、今の自分の希望が伝わる文面に整えましょう。
最初に、何を伝えたいかを決める
お礼だけを伝えるのか、もう一度会いたいのか、今回は次の約束を見送るのかを分けます。まだ迷っているのに「ぜひまた会いたい」と書く必要はありません。感謝と次の約束は、別々に考えて大丈夫です。
感謝と、実際に話した内容を短く添える
まず時間を作ってもらったことへの感謝を書きます。付け加えたい話題があれば、相手が話していた趣味など、自分が覚えていることを一つ選びます。細部が曖昧なら、その部分を引用しない方が正確です。表情だけから性格を決めたり、家族や仕事の悩みを繰り返し書いたりする必要はありません。
以下は説明用の架空の文例です。実際の会話と気持ちに合う部分だけを使ってください。
今日はお時間を作っていただき、ありがとうございました。お話しされていたパン作りのことを聞けて楽しかったです。お気をつけてお帰りください。
特に話題を挙げない場合は、「今日はありがとうございました。直接お話しできてうれしかったです」のような短いお礼でも構いません。相手が話していない内容や、感じていない感想を足さないようにします。
また会いたい場合は、相手が選べる提案にする
次に会いたい気持ちがあるなら、それを自分の希望として伝えます。相手も同じ気持ちだと決めつけず、予定や希望を確認できる形にしましょう。最初の連絡で店や日程を全部決める必要はありません。
今日はありがとうございました。私はもう少しお話ししてみたいと思っています。よろしければ、またお茶をご一緒できませんか。
これも架空例です。日時の相談に進む場合は、候補を伝えて相手の都合を聞きます。承諾前に予約やチケット購入を済ませ、返答を迫ることは避けましょう。
送信前に、宛先・内容・期待を点検する
- 相手の名前や、話した内容を取り違えていないか。
- 会話していないこと、過剰な褒め言葉を加えていないか。
- 相手の住所、家族の事情、仕事上の秘密を書いていないか。
- 次に会う意思がないのに、約束を期待させる文面になっていないか。
- 返事の期限や、返信を求める言葉を重ねていないか。
会話を記録する場合は、終了後に必要な範囲だけ残し、他人が見られる共有場所へ保存しないようにします。メモを作るために、相手から私生活の情報を聞き出す必要はありません。
送る時刻と、返信を待つ間の考え方
何時間以内なら好印象になるという一律の基準は設けず、落ち着いて確認できるときに送ります。移動中の歩きスマホは避け、相手から連絡時間帯の希望を聞いている場合は尊重しましょう。
返信が遅くても、文面が悪かった、他の人に負けた、と原因を決めつけないようにします。返事を求める連絡を何度も重ねたり、別のSNSから追いかけたりしないでください。すでに具体的な約束がある場合は、その予定の確認に必要な連絡と、お礼への返答を求める連絡を分けます。
次の約束を見送る場合
お礼を送ることと、交際や次のデートを承諾することは別です。見送ると決めた場合は、相手の欠点を列挙せず、自分の意思として短く伝えられます。
先日はお時間をいただき、ありがとうございました。考えた結果、今回は次のお約束を見送らせてください。
文例は架空です。相談所など連絡やお断りの窓口が決まっている場合は、その手順を確認します。相手が断った場合も理由を問い詰めず、連絡を終える意思を尊重してください。
まとめ
お礼のメッセージでは、感謝、実際に話したこと、自分の希望を混ぜずに整理します。話題の引用は任意で、相手の返答や次の約束を保証する方法ではありません。送信前に内容の正確さと相手の負担を確認し、返信の有無だけで自分や相手の価値を判断しないようにしましょう。


