44歳になった今、投資を始めてちょうど25年が経ちました。19歳でソフトバンク株を買ったのが始まりで、ITバブル崩壊もリーマンショックもコロナショックも全て経験してきました。そんな私が人生最大の転換点で下した決断、それが「サラリーマンを辞める日に保有株を全て売却し、高配当株に切り替える」ことでした。安定収入を失う恐怖と闘いながら、なぜこの選択をしたのか。配当金という「第二の給料」に賭けた理由を、赤裸々にお話しします。
19歳の衝動買いから始まった25年間の投資人生
1999年、私は19歳でした。大学1年生だった私が初めて株を買ったのは、純粋な衝動からでした。当時のソフトバンクは今ほどの巨大企業ではありませんでしたが、孫正義さんの「インターネットの時代が来る」という言葉に、なぜか心が躍ったのです。
アルバイトで貯めた30万円のうち、20万円をソフトバンク株につぎ込みました。周りの友人たちは「株なんて危険だ」「学生がやるものじゃない」と言いましたが、私には確信めいたものがありました。これから世界は変わる、その波に乗りたいと思ったのです。
結果的に、この判断は正しかったと言えるでしょう。2001年のITバブル崩壊では一時的に大きく下落し、含み損が10万円を超えた時期もありました。友人から「ほら見ろ、言った通りじゃないか」と言われ、正直、夜も眠れない日が続きました。しかし、なぜか売る気にはなれませんでした。むしろ、「こんなに下がったなら買い増ししよう」と思い、アルバイト代をコツコツと投資に回し続けました。
大学4年間で投資について学んだことは、相場の浮き沈みに一喜一憂してはいけないということでした。特に2001年から2002年にかけての暴落は、投資家としての私の土台を作ってくれました。損失を経験することで、リスクとは何か、長期投資とは何かを身をもって理解したのです。
不動産営業時代とApple投資の大成功
大学卒業後、私は不動産会社に就職しました。営業職として7年間働きましたが、この時期の経験が後の投資スタイルに大きな影響を与えました。不動産営業では、お客様の人生設計や資産形成について深く考える機会が多く、「安定したキャッシュフロー」の重要性を肌で感じていました。
2007年頃から、投資対象を日本株からアメリカ株にも広げ始めました。特に印象深いのは、2016年のAirPods発売時の出来事です。発表会を見た瞬間、「これは革命的だ」と直感しました。ワイヤレスイヤホンという概念自体が当時はまだ珍しく、多くの人が「コードがない分、失くしやすいのでは」と懐疑的でした。
しかし、私には確信がありました。実際にApple Storeで試着してみると、装着感も音質も想像以上でした。「これは間違いなく普及する」と思い、その日のうちにApple株を100万円分購入しました。妻には「また衝動買いして」と呆れられましたが、不動産営業で培った「お客様のニーズを先読みする力」が働いていたのだと思います。
この判断は大正解でした。AirPodsは世界中で爆発的にヒットし、Apple株価も急上昇しました。2016年から2020年までの4年間で、投資額は約3倍になりました。ソフトバンク株も含め、この時期の私のポートフォリオは絶好調でした。
不動産営業時代の7年間は、投資資金を稼ぐ期間でもありました。営業成績が良い月は、インセンティブの半分以上を投資に回していました。月に10万円、調子の良い月は30万円を積み立てることもありました。この習慣が、後に大きな財産を築く基礎となったのです。
キャリアチェンジとリーマンショックの洗礼
2008年、私は不動産会社からM&A仲介会社に転職しました。より高度な金融知識を身につけたいと思ったからです。しかし、転職してすぐにリーマンショックが起こりました。
9月15日、リーマン・ブラザーズが経営破綻したニュースを職場で見た時の衝撃は、今でも鮮明に覚えています。その日の夜、保有株の評価損益を確認すると、含み益だった数百万円が一気に含み損に転落していました。特にソフトバンク株は半値近くまで下落し、心臓が止まりそうになりました。
しかし、2001年のITバブル崩壊を経験していた私は、慌てませんでした。むしろ、「またチャンスが来た」と思いました。M&A業界で働き始めたことで、企業の本質的価値を見極める力が養われていたのも大きかったと思います。
リーマンショック後の2年間は、まさに仕込みの期間でした。毎月の積立額を15万円に増やし、優良企業の株を安値で買い続けました。Apple、Microsoft、Google(現Alphabet)、Amazon など、今となっては誰もが知る巨大IT企業の株を、信じられないような安値で購入できました。
M&A業界での仕事は刺激的でしたが、同時にストレスフルでもありました。企業買収という大きなお金が動く現場で、会社の価値とは何か、投資とは何かを深く考えさせられました。この経験が、後に投資スタイルを「成長株から高配当株へ」と変える素地を作ったのかもしれません。
医療コンサルタントへの転身と投資哲学の変化
2015年、私は再びキャリアチェンジを行い、医療コンサルタントとして働き始めました。病院や医療法人の経営改善をサポートする仕事です。この業界を選んだ理由は、「どんな時代でも必要とされる業界で働きたい」と思ったからでした。
医療業界で働き始めて気づいたのは、「安定性」の価値でした。景気の波に左右されにくく、継続的にキャッシュフローを生み出す医療機関の経営を間近で見ているうちに、投資においても「安定したキャッシュフロー」を重視するようになりました。
2016年から2020年にかけて、私の投資パフォーマンスは絶好調でした。特にAmazonとAppleの株価上昇により、資産は大きく増加しました。しかし、同時に不安も感じ始めました。「これだけ上がった株は、いつか大きく下がるのではないか」という恐怖です。
2020年3月のコロナショックは、まさにその恐怖が現実となった瞬間でした。わずか1ヶ月で保有株の評価額が3分の2になり、含み益だった1000万円以上が一瞬で消えました。しかし、これまでの経験から「必ず回復する」という確信もありました。
案の定、その後の金融緩和により株価は急回復し、2021年には過去最高の含み益を記録しました。しかし、この時点で私は重要な決断を下していました。「独立する」という決断です。
独立への決意と全株売却の決断
2021年の春、私は医療コンサルタントとして独立することを決意しました。理由はいくつかありましたが、一番大きかったのは「自分の力を試してみたい」という純粋な気持ちでした。44歳という年齢を考えると、もうこれが最後のチャンスだと思いました。
しかし、独立には大きなリスクが伴います。安定した月収がなくなるのです。医療コンサルタントの仕事は案件ベースなので、月によって収入が大きく変動します。最悪の場合、数ヶ月間収入がゼロになる可能性もありました。
独立を決めた日の夜、私は妻と長時間話し合いました。「本当に大丈夫なの?」という妻の不安な表情が忘れられません。子どもたちの教育費もかかる時期で、住宅ローンも残っています。家族を路頭に迷わせるわけにはいきませんでした。
そこで思いついたのが、「保有株を全て売却し、高配当株に切り替える」という戦略でした。成長株は値上がり益は期待できますが、配当は少ないか、全く出さない企業も多くあります。一方、高配当株なら毎年安定した配当収入が期待できます。
2021年9月1日、私は会社に退職届を提出しました。そして、その日の夜に保有していた成長株を全て売却しました。ソフトバンク株は22年間保有していたので、売る時は本当に寂しい気持ちでした。Apple株も、AirPods発売から5年間で大きな利益をもたらしてくれていました。
売却益の総額は約2500万円でした。これを全て高配当株に投資し直すことにしました。ただし、完全にハイテク株を排除するのではなく、将来性も考慮してハイテク株を2割残すことにしました。これが現在の「高配当株8割・ハイテク株2割」というポートフォリオの始まりです。
売却の夜に感じた複雑な感情
全株売却を実行した夜のことは、今でもはっきりと覚えています。パソコンの前に座り、一つずつポジションを閉じていく作業は、まるで自分の人生の一章を閉じているような感覚でした。
特にソフトバンク株を売る瞬間は、手が震えました。19歳の時に「インターネットの時代が来る」と信じて投資した20万円が、22年後に500万円以上になっていました。この株と共に過ごした年月を思うと、本当に感慨深いものがありました。
Apple株を売る時も同様でした。AirPods発売時の直感が正しかったことを証明してくれた銘柄です。100万円の投資が300万円以上になっていました。「ありがとう」という気持ちで売却ボタンをクリックしました。
売却が完了した後、口座残高を見て改めて実感しました。「これで本当に人生が変わる」と。興奮と不安が入り混じった、複雑な感情でした。妻に「終わったよ」と報告すると、「お疲れ様」と言ってくれましたが、その表情には不安が色濃く表れていました。
アメリカ高配当株への転換戦略
売却益の2500万円をどう投資するか、私は数週間かけて入念に検討しました。日本の高配当株も考えましたが、最終的にアメリカ高配当株を選んだ理由がいくつかあります。
まず、アメリカ企業の配当に対する考え方です。アメリカ企業は株主への還元を重視し、配当を継続的に増やしていく「配当成長」という文化が根付いています。一方、日本企業は業績が悪化すると配当をカットしがちで、長期的な安定性に不安がありました。
次に、通貨分散のメリットです。独立後の収入は日本円ですが、資産の一部をドル建てにすることで、円安時には為替差益も期待できます。実際、2022年以降の円安局面では、この判断が功を奏しました。
具体的な投資先として選んだのは、主に以下のETFです。バンガード・ハイディビデンド・イールドETF(VYM)に全体の30%、iシェアーズ・コア 米国高配当株ETF(HDV)に25%、SPDR ポートフォリオS&P 500高配当株式ETF(SPYD)に15%を投資しました。
VYMを最も多く選んだ理由は、400社以上に分散投資でき、リスクが低いからです。配当利回りは約3%と高すぎませんが、長期的な配当成長が期待できます。HDVは約75社への集中投資で、より高い配当利回り(約3.5%)が魅力です。SPYDは不動産関連株の比重が高く、インフレヘッジとしての効果も期待しました。
残りの30%は個別株に投資しました。コカ・コーラ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、プロクター・アンド・ギャンブルなど、何十年も配当を増やし続けている「配当王」と呼ばれる企業です。これらの企業は景気の波に関係なく、人々の生活に欠かせない商品・サービスを提供しています。
投資の実行は一括ではなく、3ヶ月かけて段階的に行いました。相場の波を読むのは困難ですが、時間分散することでリスクを軽減できると考えたからです。毎週200万円ずつ、計12回に分けて投資しました。
ハイテク株2割を残した理由
高配当株8割に対し、ハイテク株を2割残したのには明確な理由があります。それは、将来のインフレに対する備えです。高配当株は安定していますが、急激な成長は期待できません。一方、優良なハイテク株は長期的に高い成長率を維持し、インフレ率を上回るリターンを期待できます。
選んだハイテク株は、Microsoft、Google(Alphabet)、Amazon の3社です。これらの企業は既に成熟しており、配当も出すようになっています。成長性と配当の両方を期待できる、いわば「いいとこ取り」の銘柄です。
特にMicrosoftは、クラウド事業の成長により配当も年々増加しており、「成長株でありながら配当株でもある」理想的な投資先だと考えています。Googleも同様に、広告収入の安定性と新規事業への投資バランスが優れています。
この2割のハイテク株は、ポートフォリオ全体の「成長エンジン」としての役割を担っています。高配当株だけだと、長期的には物価上昇に負けてしまう可能性があります。しかし、ハイテク株を組み合わせることで、インフレにも対抗できる構成になっていると自負しています。
配当金という「第二の給料」の安心感
独立から3年が経った今、高配当株投資の効果を実感しています。毎月約20万円の配当金が入ってくるのです。これは本当に心の支えになっています。
特に印象深かったのは、独立1年目の2022年春のことです。大型案件が立て続けにキャンセルになり、3ヶ月間ほとんど収入がない状態が続きました。通常なら大パニックになるところでしたが、配当金があることで精神的な余裕を保つことができました。
配当金の受取日は、まるで給料日のような嬉しさがあります。VYMは3・6・9・12月、HDVは3・6・9・12月、SPYDは3・6・9・12月と、ほぼ毎月何かしらの配当が入ってきます。個別株も含めると、本当に毎月のように配当収入があります。
妻も最初は懐疑的でしたが、実際に毎月配当金が振り込まれるのを見て、「これなら安心できる」と言ってくれるようになりました。子どもたちの教育費も、配当金で十分カバーできています。
ただし、配当金に頼り切ってはいけないとも思っています。コンサルタントとしての本業にも全力で取り組み、配当金は「プラスアルファ」として考えるようにしています。この心構えが、独立後の成功につながっていると思います。
2023年には、配当金の一部を再投資に回すことで、雪だるま式に配当収入を増やすことができました。複利効果の威力を改めて実感しています。毎月の配当金が25万円を超える月も出てきており、配当だけで普通のサラリーマンの月収に匹敵する水準になってきています。
税金対策と為替リスクへの対応
アメリカ株の配当には、日米で二重に税金がかかります。アメリカで10%、日本で約20%の税金を払わなければなりません。これは確かにデメリットですが、外国税額控除を使うことで、アメリカで払った税金の一部を日本の税金から差し引くことができます。
毎年の確定申告は少し複雑になりましたが、税理士さんに相談しながら適切に処理しています。独立したことで、税金に対する意識も高くなりました。
為替リスクについては、正直なところ「諸刃の剣」だと思っています。円安の時は配当金の円換算額が増えて嬉しいのですが、円高の時は逆に減ってしまいます。ただし、長期的に見れば日本よりもアメリカの経済成長率が高いことを考えると、ドル建て資産を持つメリットの方が大きいと判断しています。
実際、2022年から2024年にかけての円安局面では、配当金の円換算額が20%以上増加しました。これは想定外の嬉しい誤算でした。
3年間の実績と今後の展望
独立から3年が経過した現在、高配当株投資の結果を振り返ってみます。投資元本2500万円に対し、現在の評価額は約3200万円となっています。年率約8%のリターンです。
配当収入は年間約250万円、月平均で約20万円です。配当利回りは投資元本に対して約10%となっており、当初の期待を上回る結果となっています。これは配当の成長と円安効果が組み合わさった結果だと分析しています。
特に好調なのは、個別株で投資したコカ・コーラとジョンソン・エンド・ジョンソンです。両社とも50年以上連続で配当を増やし続けており、まさに「配当王」の名にふさわしい安定感を見せています。
一方で、反省点もあります。2022年の金利上昇局面では、高配当株といえども一時的に大きく下落しました。特に不動産関連の比重が高いSPYDは、一時期20%以上の含み損を抱えました。しかし、配当は継続して出ていたので、慌てることなく保有を続けました。
コンサルタント業の方も順調で、現在は月平均60万円程度の収入があります。配当金と合わせると月80万円の収入となり、サラリーマン時代を上回る水準です。何より、時間的な自由度が高く、家族との時間も増やすことができました。
失敗談と学んだ教訓
もちろん、全てが順風満帆だったわけではありません。いくつかの失敗もありました。
最も大きな失敗は、2022年初めにエネルギー株を買い増ししたことです。ロシア・ウクライナ情勢の影響で石油価格が上昇し、エネルギー株の配当利回りが魅力的に見えました。エクソン・モービルとシェブロンの株を合わせて200万円分購入しました。
しかし、その後石油価格が下落すると、これらの株価も大きく下がりました。高配当だと思って投資したのに、結果的に含み損を抱えることになりました。この経験から学んだのは、「配当利回りが高すぎる株には注意が必要」ということです。
また、為替ヘッジについても一度失敗しています。2023年春に「そろそろ円高になるのでは」と思い、一部のポジションで為替ヘッジをかけました。しかし、その後も円安が続き、ヘッジコストで利益を削られる結果となりました。為替の動きを予測するのは、プロでも困難だということを身をもって学びました。
これらの失敗を通じて、「基本に忠実に、余計なことはしない」という投資哲学をより強固にしました。毎月の積立投資を継続し、配当再投資により複利効果を最大化する。シンプルですが、これが最も確実な方法だと確信しています。
25年間の投資人生で学んだ本当に大切なこと
44歳になった今、25年間の投資人生を振り返ると、いくつかの重要な教訓があります。
最も大切なのは「時間の力」です。19歳から毎月コツコツと積み立てを続けてきたことが、現在の資産形成の基盤となっています。途中で何度も相場の暴落を経験しましたが、その度に「時間が解決してくれる」と信じて投資を続けました。
ITバブル崩壊、リーマンショック、コロナショック、そして様々な地政学的リスク。これらの危機が起こる度に「今度こそ相場は終わりだ」と言う人がいましたが、実際にはその度に相場は回復し、新しい高値を更新してきました。
二つ目は「分散投資の重要性」です。若い頃はソフトバンクやAppleといった個別株に集中投資していましたが、年齢を重ねるにつれて分散投資の重要性を理解するようになりました。現在のポートフォリオは、地域・業種・時期を分散することでリスクを最小化しています。
三つ目は「投資スタイルの進化」です。19歳の時は成長株一本槍でしたが、44歳の今は高配当株をメインにしています。これは年齢や人生ステージに応じた自然な変化だと思います。若い時はリスクを取って大きなリターンを狙い、年齢を重ねるにつれて安定性を重視する。この変化を恐れる必要はありません。
四つ目は「感情をコントロールすることの大切さ」です。相場が大きく上がると欲が出て、大きく下がると恐怖に支配されます。しかし、感情的な判断は大抵失敗に終わります。機械的に積立投資を続け、長期的な視点を保つことが成功の鍵です。
最後に、「投資は人生を豊かにする手段」だということです。お金を増やすことが目的ではなく、家族との時間を増やしたり、やりたいことにチャレンジしたりするための手段です。独立という大きな決断ができたのも、25年間の投資による資産があったからこそです。
次世代への投資教育
現在、私は自分の子どもたちにも投資について教えています。ただし、19歳の私のようにいきなり個別株を買わせるのではなく、まずは投資の基本概念から教えています。
長男は現在16歳で、アルバイト代の一部を積立投資に回すことを始めました。投資先はVTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)というアメリカ株式市場全体に投資するETFです。個別銘柄選択の難しさを避け、長期的な市場成長の恩恵を受けられるからです。
次男は14歳でまだ投資はしていませんが、企業の決算書を読む練習をしています。投資は企業を応援することだと教えており、まずは企業がどのようにお金を稼いでいるかを理解してもらいたいと思っています。
妻にも投資について相談することが増えました。最初は「よくわからない」と言っていましたが、実際に配当金が入ってくるのを見て興味を持つようになりました。現在では家計の一部を担当してもらい、生活防衛資金の運用について話し合っています。
投資教育で最も重要なのは、「すぐに結果を求めないこと」だと思います。投資は魔法ではありません。時間をかけてコツコツと積み上げていくことで、初めて大きな成果を得られるのです。
若い人たちには、私のように25年という長い時間をかけて投資することで、どれだけ大きな資産を築けるかを理解してもらいたいと思います。そして、投資によって得られる本当の価値は、お金そのものではなく「選択の自由」だということも伝えたいのです。
今振り返ると、19歳でソフトバンク株を買ったあの日が、私の人生を変えた瞬間だったのかもしれません。その後の25年間、投資は私の人生のパートナーのような存在でした。そして今、高配当株という新しいパートナーと共に、人生の第二章を歩み始めています。
独立から3年が経ち、投資スタイルを大きく変えた決断は正しかったと確信しています。安定した配当収入があることで、コンサルタント業にも集中でき、家族との時間も増やすことができました。これからも「高配当株8割・ハイテク株2割」のポートフォリオを基本に、長期的な資産形成を続けていくつもりです。
投資は決してギャンブルではありません。適切な知識と長期的な視点があれば、誰でも資産を築くことができます。私の25年間の経験が、これから投資を始める人たちの参考になれば幸いです。


